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Ku-librarians勉強会 第2回「工学部文献収集講座の報告 / 江上敏哲」他(1999年11月5日) まとめ・感想文

 「工学部文献収集講座」の全体像を、参加者の声など豊富な資料で、わかりやすく説明していただきました。

 この「講座」が必要になってきた背景には、教養教育課程の変化等の要因から、部局図書室が学習図書館機能を担う必要がでてきたことなどがあるのではと考えられます。そうした状況にはさまざまな評価が可能とは思われますが、今回のような取り組みは、より専門分化した利用者支援という観点からしても、専門図書館にしかなし得ない企画、という意味で大変有効なものであると思います。

 また、情報源情報の伝達という、本来図書館が果たすべき役割を取り戻すという視点からも、その意味するところは大きいはずです。さらに、関連分野同士という点で、サービスのスケールメリットを発揮しやすい図書室間での密な連携は、部局図書室が存在意義を示しうる方向性として、今後のあるべきモデルを示しているものと考えます。加えて、図書室サイドからの広報やプレゼンなど、ともすればこれまで弱かった分野に力を注がれていることも注目されます。例えば、アンケート回答から得た、利用者が見ているメディアは何かということや、有効なプレゼンとは何かという経験などは、図書系にとっても貴重な蓄積の一歩であるでしょう。

 今回のような講座は継続してこそ意味があるものでしょうし、一回きりの企画で終わらせてほしくないものです。また、こうした取り組みが京都大学図書館システムに広がっていくきっかけとなってほしいと考えます。

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