« 書評 『変わりゆく大学図書館』 逸村裕,竹内比呂也編 勁草書房(2005) | トップページ | 「人文・社会系分科会」参加報告「初年次教育におけるアカデミック・リテラシー教育から図書館利用教育へ」から »

本の紹介 『はじめてのSQL : 基礎からはじめるデータベース操作』 萌木尨 技術評論社(1996)

 サーバから必要なデータを好きな形で取り出せたら、と思ったことはありませんか?そんなときに使えるのが、「SQL(データベースを操作するための言語)」。『はじめてのSQL』はタイトルのとおり、SQLの基本をしっかり教えてくれる本なのです。

 コンピュータの入門書というと、入門とは名ばかりで、詳細な説明に入りこんで、分厚くなってしまっていたり、かと思うと、あまりにありきたりのことしか書かれていなくて、実際にやりたいことには役に立たなかったり・・・。
 この本がすごいのは、これこれのことをしたいときにはどうするか、という実例に即しながら(豊富な画面例がついてます。かわいいイラストもね)、SQLの基本の機能をしっかりマスターできること。並み居るコンピュータHowto本のなかでも、なかなか出色モノなのです。また、Oracle7(サーバのデータベース)とAccess97(皆さんお使いのAccessも裏側では、SQLが動いているのですよね)、それぞれに対応して同じ用例で解説してくれているのも、たいへんお役だちです。
 SQLとはどういうものか、何ができるのか知りたい方、また、たまにしか使わないので、いざという時にSQL構文を確認したい方にもお奨め。SQLなんかばりばり使いこなせるよ、という方には物足りないかも知れませんが、そういう方向きの類書はたくさんありますので。

 そして、私がこの本が好きないちばんの理由は奥付にある、著者萌木尨さんの自己紹介文。
 「遅筆のライターにしてグータラママ。最近まで某ソフトハウスのスーダラ社員でもありました。」 そう、『はじめてのSQL』はそんな萌木さんのちょっとたのしくて、やさしい本なのです。
 赤いカバーの薄い本です。本屋さんで探してみてください。

 *現在、サーバにクライアントから直接SQLを使うことはできません。今後は可能になると思われます。

 初出「書評する司書の会(仮)

※10年前に書いた本の紹介。もう絶版だろうけど。K大図書館システム、今は、エンドユーザがSQL叩けるインタフェース、持っているのかな。

|

« 書評 『変わりゆく大学図書館』 逸村裕,竹内比呂也編 勁草書房(2005) | トップページ | 「人文・社会系分科会」参加報告「初年次教育におけるアカデミック・リテラシー教育から図書館利用教育へ」から »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

図書館」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/501889/49714959

この記事へのトラックバック一覧です: 本の紹介 『はじめてのSQL : 基礎からはじめるデータベース操作』 萌木尨 技術評論社(1996):

« 書評 『変わりゆく大学図書館』 逸村裕,竹内比呂也編 勁草書房(2005) | トップページ | 「人文・社会系分科会」参加報告「初年次教育におけるアカデミック・リテラシー教育から図書館利用教育へ」から »